1997-04-04 第140回国会 参議院 行財政機構及び行政監察に関する調査会 第2号
試案に対する新聞報道でも、「常任委員会方式では有効な監視ができないのではないか」、これは朝日の二月二十六日付の記事ですが、との疑問が出されております。なぜ常任委員会方式では有効な監視ができないのか。私が考えるに、やはり行政に対する必要な調査を行うに十分な調査権限あるいはスタッフを付与することが非常に難しくなるという点であります。
試案に対する新聞報道でも、「常任委員会方式では有効な監視ができないのではないか」、これは朝日の二月二十六日付の記事ですが、との疑問が出されております。なぜ常任委員会方式では有効な監視ができないのか。私が考えるに、やはり行政に対する必要な調査を行うに十分な調査権限あるいはスタッフを付与することが非常に難しくなるという点であります。
○石渡清元君 今までいろいろ御意見がありましたように、参議院改革の一環ということになりますと第二種常任委員会方式というのが一番入りやすい形じゃないかと思うんです。したがって、そういうことを踏まえて構成だとか運営だとか、あるいは内容についてこれから詰めをされたらいかがかなと。 元来、第一種常任委員会でもこの種のことはできるんですね。できるんだけれども、なかなかそれが行われていなかった。
私が問題提起させていただいたのは常任委員会方式がなぜいいのかということで、私は何も第二種と第一種の違いを問うということではありませんので。常任委員会方式がなぜいいのかをぜひお聞かせいただきたいなということでありました。
ただ、公営企業全般につきまして、一々公営企業審議会を作って、そこに審議を求めていくということは、現在議会制度におきまして常任委員会方式が採用されております際に、穏当ではないのではないかという気持を持っているわけであります。